【 人生を変える帽子 自己表現ツールとしての帽子 】 帽子通販 帽子屋WAGANSE

帽子の持つ役割の3つめである「自己表現ツールとしての帽子」についてご説明いたします。


人生を変える帽子

自己表現ツールとしての帽子

 三つめの「自己表現」というのは、「帽子は、自分の想いや意思を、最大限に表現するツール」だということをお伝えしていきます。

お洒落の本質

 みなさんは、どういう気持ちでお洒落をしたいと思いますか?「可愛くなりたい」「かっこ良くなりたい」「オシャレになりたい」「良く見られたい」「今日はそういう気分だから」そんな声が聞こえてきそうですね。
 では、なぜそう思うのでしょうか。その根本には、「褒めてもらいたい」「認めてほしい」「理解してほしい」「気持ちを伝えたい」「自信をもちたい」「自分自身を盛り上げたい」「気分をカタチにしたい」という本質があるのではないと思います。この気持ちが満たされると、自分の内面にも変化があるのですが、このことについては後述する「セルフイメージを高める帽子」をお読みいただきたいと思います。
 ここでは、ファッションとして一般的に考えられている範囲での「個性を表現する」以上に、「もっともっと強い自己主張だってできる」ということをお伝えします。
 これを説明するのに、ピッタリなエピソードをいくつかご紹介します。

相手に魅せる

 「日刊スゴい人!」理事でもあり、何千人もの前で情熱的な講演をされる株式会社レバレッジ代表の只石昌幸さんも、まさに自己表現としての服装を意識されています。
 講演で壇上に立つときは、これでもか!というくらい赤を取り入れています。どんなに遠くても、絶対に只石さんだとわかります(笑)  只石さんの会社、只石さんの立ち振舞い、全てにおいて赤で染まっています。それは、情熱の赤です。情熱的に身体全体で語り、時に叫び、そして多くの人たちの人生が変わっているのです。
 もし、選んだ色が青だったら?完全に赤が定着してしまっているので想像もできないですし、違和感たっぷりですが、只石さんの情熱があれば結果は変わらないと思います。でも、青ではなく赤だからこそ、人々に与える印象やインパクトは絶対に違うはずです。でなければ、政治家はネクタイの色を意識して選びませんし、演説で雨のときに顔が明るく見える傘を特注しません。
 ですので、只石さんに帽子をご注文いただいたときも、デザインはお任せいただきましたが赤は絶対に入れたいと思い、ただいま絶賛製作中でございます。

 次の、CA4LAの吉澤社長とお話したときに語ってくれた二つのエピソードも、このことを物語っています。
 一つめは、麻生太郎さんのこと。麻生さんが海外に出向く時、スーツにマフラー、ロングコートを羽織り、帽子をかぶっていくスタイルが国内外で話題になっていてますよね。これに対する賛否両論が、ニュースやインターネットでも飛び交っているのですが、批判的な声に対して吉澤社長はこう語ってくれました。
「彼は、日本の代表として自覚をもってあの格好をした。自分がこれから臨もうとしていることへの気持ちを一番伝えられると思った帽子で、一番表現できる角度でかぶっている。それに対して、マフィアみたいだとか、日本の代表として恥ずかしいとか、批判すること自体間違っている。」  二つめは、サッカーの三浦知良選手が海外の試合で負けて空港に到着した時のこと。マスコミの前に帽子をかぶって姿を現した彼が、報道陣の質問に対して何も答えずに無言でその場をあとにしました。
このことについて、次のようにお話してくれました。
「ああやって、何も答えずに帽子を目深にかぶって下を向いて去っていくことで、彼は負けたことに対する自分の気持ちをマスコミをつうじて世間に表現したんだ。」  さらに、こうもおっしゃっていました。
「男は、あまり鏡の前には立たない。でも、男こそもっと鏡の前に立つべきた。鏡の前に立って、一番かっこよく見えるよう自分が表現したい気持ちが伝わるようなかぶり方を研究するべきだ。帽子には、男の魂が封じ込められているんだよ。」  帽子というのは、「気分や個性を表現する」というのを、もっと深いレベルで表現することができるものなんだと改めて実感することができました。
 それにしても、吉澤社長、カッコイイ!

「見せる」から「魅せる」へ

 大切なシーンは誰にでもあります。一大イベントである結婚式、大切な方が亡くなったときの葬式、自分が主催するパーティ、大事な方からお呼ばれしたパーティや会食、何かをお披露目するイベントや会見、自ら登壇して大勢の人の前で話をする講演、コンサートでステージにあがるとき、射止めたい人とのデート・・・  帽子は、そのときどきの自分の伝えたい気持ちや魅せたい自分をあらゆる装飾品のなかでもより強力に、より豊かに表現でき、人に伝え魅せることができる魔法のアイテムなのです。

自分に魅せる

 魅せたい相手が一人でも大勢でも、外側に向けてということでは同じですが、実は自分自分にも向いていることも忘れてはなりません。自分に魅せることで、その気持ちを高め表現したい自分に、なりたい自分になりその自分を演じることもできるのです。

かぶることなら誰でもできる

 今までとは、ちょっぴり違った自己表現の仕方もあります。
 私に色んな大切なことを教えてくれる一般社団法人むち打ち治療協会の柳澤正和会長に言われて、ハットしたことがあります。(ダジャレのセンスだけは、オヤジ級です)あるセミナーで柳澤さんにお会いしたときに、「自分を表現することがすごく苦手で・・・」と言ったら、こうおっしゃいました。
「天野さん、すごく目立ってるじゃないですか。いつもこの帽子をかぶっているので、どこで会っても、どんなに遠くても、すぐ天野さんだってわかりますよ。自信がなくたって、誰だって帽子をかぶることはできますよね。自分のことを気付いてくれるんだったら、それでいいじゃないですか。まずは、かぶることから始めたらいいんですよ。」  たしかに、どこに顔出しても、「天野さん、帽子ですぐわかりましたよ!」と、色んな方に言ってもらえます。こんな自己表現の仕方だったら、誰でもできますよね?帽子をただかぶるだけでも、自己表現することはでき、自分の存在をアピールすることもできるのです。
 空手の塚本師範にも、名前ではなく「帽子屋さん」と呼ばれています(笑)私が、「空手をやります!」と宣言をした只石さんには、空手の道場で挨拶したときに気付いてもらえず、稽古途中の師範の「帽子屋さん」の掛け声で、やっと気付いてもらいました。これはこれで、私の課題ではありますが、帽子屋としてはありか(笑)

CA4LA表参道レセプションにて吉澤社長と
CA4LA 表参道店のレセプションパーティにお邪魔してきました。
左から、私、CA4LA の吉澤社長、母。
この店舗には、吉澤社長の帽子への情熱が注がれています。


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