人生を変える帽子
気分を彩る帽子
まずは、一つめの「気分を彩る帽子」からお話します。相手に作用するというよりは、自分の内に向けた作用だとお考えください。お洒落を楽しむことで、自分の気持ちをわくわくさせたり、何にもない日常に花を咲かせることができる、それが「気分を彩る帽子」です。
例えば、部屋で着るようなジャージで外に出掛けるのと、ちょっとお洒落をして帽子をかぶって出掛けるのでは、それが例え、近所のスーパーへ買い物に行くだけだとしても、ちょっとした手続きで役所に出掛けるだけだとしても、気分は変わるのではないでしょうか。
いつもの通勤に、お気に入りの帽子をかぶってみるだけでも、憂鬱になりがちなその時間もちょっとした気持ちの変化を感じられるのではないでしょうか。服を買いに行ったときに、好きな服を試着してみたり、帽子をかぶって鏡の前で自分をの姿を見るとわくわくしたり、街を歩いていて何気なく入ったお店で可愛いものを見つけたら、気分あがりませんか？
涼し気なワンピースに、サンダル、サングラス、まさに南国スタイルで、青くキレイに透き通った海の砂浜を歩きながら、あつーい太陽と気持ちのよい風を感じている自分を思い浮かべてみます。それに、リゾートチックな麦わらのつば広帽子をかぶったら、なんだかさらにセレブな気分になりませんか？・・・ん？それは私だけですって？（私は男です）
このようにお洒落をして、ファッションを楽しむことで自分の気分をあげたり、嫌なことがあっても忘れられたり、ストレス発散になったりするキッカケを、どなたも感じたことがあるのではないでしょうか。
「被る」から「冠る」へ
服はもちろんですが、帽子はよりそうした気持ちになれるものだと思います。お洒落な帽子を身につけることで、何気ない日常が彩りのある日常へと変わり、より豊かに変えることができるのだと、この仕事をとおして実感しています。
私は「冠る」という言葉が好きで使っています。「被る」には「かぶる」という読み方と「こうむる」という読み方ができます。私は、帽子はそうではなく、「自分を飾り、気持ちを飾れるもの」だと思っているからです。私自身その意識で「冠っています」。
お洒落な服を装い、お洒落な帽子を冠って、自分を楽しく彩りましょう！
次へ
