

帽子の種類や名前(名称)を一覧でわかりやすく解説します。
ハット・キャップ・ベレー帽・パナマハット・ヘッドドレスなど、代表的な帽子の種類ごとの特徴や歴史、違いを詳しく紹介。
「帽子の種類を知りたい」「帽子の名前を調べたい」という方に向けた、基礎から学べる帽子知識ページです。
時代や文化とともに生まれ、進化してきた帽子。
その形や名称には、それぞれ意味や背景があります。
本ページでは、帽子専門店WAGANSEの視点から、装いをより深く楽しむための知識を丁寧にまとめました。
ターバンとは、布を頭に巻き付けるスタイルから生まれた帽子の種類のひとつです。
もともとはペルシャ、アラビア、インドなどの地域で被られていた伝統的なかぶり物が起源とされています。
発汗を抑えたり、空気を含ませることで暑さや寒さを和らげる実用的な役割も担っていました。
現代では、エレガントなファッションアイテムとしてアレンジされ、フォーマルからカジュアルまで幅広く取り入れられています。
キャスケットとは、クラウンにボリュームを持たせ、前部に小さなつばが付いた帽子の種類です。
フランス語の「casquette(鳥打帽)」が語源で、英語ではニュースボーイキャップとも呼ばれています。
19世紀末から20世紀初頭に広まり、現在では男女問わずカジュアルスタイルの定番帽子として人気があります。
丸みのあるフォルムが柔らかな印象を与え、季節を問わずコーディネートに取り入れやすい帽子です。
ブルトンとは、前ブリムが上向きに折り返ったデザインが特徴の帽子の名称です。
フランスのブルターニュ地方で被られていた帽子が由来とされています。
セーラーハットと似ていますが、日本では前だけが上がったデザインをブルトンと区別することが多いようです。
顔周りを明るく見せる効果があり、エレガントな装いにもよく合う帽子の種類です。
ポークパイハットとは、クラウンのトップに円形のくぼみがある特徴的な帽子の種類です。
その形がお菓子のポークパイに似ていることからこの名前がつきました。
19世紀中頃から紳士用フェルト帽として広まり、1930年代に大流行。
現在ではクラシックで洗練された印象を与えるハットとして再評価されています。
ジャズミュージシャンや英国紳士のイメージとも結びついた、個性的な帽子です。
ホンブルグとは、中折れハットのようなクラウンと、両サイドがやや反り上がったブリムを持つ帽子の名称です。
ドイツのホンブルグ地方が発祥とされ、19世紀末に英国王室を通じて上流階級へ広まりました。
フォーマルにもビジネスにも用いられる格式ある帽子として知られています。
重厚感と品格を兼ね備えたクラシックなハットの代表的存在です。
チロリアンハットとは、フェルト製で中折れのクラウンを持ち、後ろブリムが上向きに反り上がったデザインが特徴の帽子の種類です。
クラウンに羽飾りが付くことも多く、山岳地方の民族衣装に由来します。
起源はオーストリアのチロル地方とされ、農夫が被っていた帽子がファッションとして発展しました。
現在ではアウトドアだけでなく、クラシックで個性的なスタイルを演出するハットとしても親しまれています。
ストローハットとは、麦わらなど天然素材で作られた帽子の総称です。
通気性に優れ、夏の暑さ対策や日除けとして古くから親しまれてきました。
日本では「麦わら帽子」として夏の風物詩としても知られています。
中折れ型やカンカン帽型など形状はさまざまで、素材から名付けられた帽子の名称のひとつです。
軽やかで爽やかな印象を与える、夏を代表する帽子の種類です。
ソフトハットとは、フェルト製の中折れハットを指す帽子の名称です。
硬く糊入れされた山高帽(ボーラーハット)に対し、柔らかく仕上げられたことからこの名前がつきました。
イタリアのボルサリーノに代表されるように、紳士帽の象徴的存在として広まりました。
現在ではクラシックな装いからカジュアルスタイルまで幅広く取り入れられている帽子の種類です。
中折れハットとは、クラウン前面の両サイドにくぼみ(つまみ)がある帽子の種類です。
英語ではフェドラ(Fedora)とも呼ばれ、紳士帽の代表的な形状として知られています。
素材はフェルトやストローなど多岐にわたり、季節を問わず展開されます。
洗練された印象を与えるため、フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンで活躍するハットです。
パナマハットとは、エクアドル原産のパナマ草を編んで作られた帽子の名称で、形状ではなく素材による呼び名です。
ややクリーム色を帯びた上品な色合いと軽さが特徴で、通気性にも優れています。
19世紀以降、紳士の夏の装いとして広まり、世界的に知られる帽子となりました。
中折れ型やカンカン帽型など様々なデザインがあり、夏の高級帽子の代表格といえる存在です。
ハンチングクロッシェとは、ハンチングのクラウン形状に、クロッシェのような急な下がりブリムを組み合わせた帽子の種類です。
ハンチングのカジュアルさと、クロッシェの女性らしいシルエットを融合させたデザインが特徴です。
クラウン全体を覆うブリムが顔周りを柔らかく見せ、エレガントな印象を与えます。
個性と上品さを兼ね備えた帽子の名称として知られています。
シルクハットとは、筒状の高いクラウンと短いブリムを持つ格式高い帽子の種類です。
英語ではトップハットと呼ばれ、フォーマルウェアを象徴する帽子として知られています。
もともとはビーバー毛皮で作られていましたが、のちにシルク製が登場し名称が定着しました。
礼装や舞台衣装にも用いられる、伝統的な紳士帽の代表格です。
セーラーハットとは、ブリム全体が上向きに反り返った形状の帽子の種類です。
水兵(セーラー)が被っていたことが名称の由来とされています。
マリンスタイルを象徴する帽子として広まり、現在ではエレガントからカジュアルまで幅広く展開されています。
ブリムのラインによって印象が変わるため、デザインバリエーションも豊富です。
トークとは、ブリムのない円形状の帽子の名称で、フォーマルシーンに用いられることが多い帽子の種類です。
小ぶりで頭にのせるタイプや、コームで固定するヘッドドレス、カクテルハットもこの分類に含まれます。
結婚式やパーティ、式典など華やかな場面で着用され、装いを格上げするアクセントとなります。
上品で洗練された印象を演出するフォーマル帽子の代表的存在です。
ボーラーハットとは、丸いクラウンと短く反り返ったブリムを持つ帽子の種類です。
1850年代にイギリスで誕生し、乗馬用として開発されました。
英国ではダービーハット、日本では山高帽とも呼ばれています。
格式と実用性を兼ね備え、19世紀末には上流階級から一般市民まで広く普及しました。
クラシックで重厚感のある紳士帽として現在も根強い人気があります。
ハットとは、本来は帽子全般を指す総称ですが、一般的にはブリム(つば)のある帽子の種類を意味します。
中折れハットやフェルトハットなどが代表的で、クラウンとブリムを持つ構造が特徴です。
フォーマルからカジュアルまで幅広いデザインが存在し、素材や形状によって印象が大きく変わります。
帽子の名称として最も基本的でありながら、奥深いバリエーションを持つカテゴリーです。
キャノチエとは、浅く平らなクラウンと短い水平ブリムを持つ帽子の種類です。
フランス語で「舟こぎ人」を意味し、英語ではボーター(boater)とも呼ばれます。
強い糊加工により硬く仕上げられており、叩くと音が鳴ることから日本ではカンカン帽の名称で親しまれています。
夏の装いを象徴する帽子として、紳士帽から女性用ファッションまで広く展開されています。
ハンチングとは、平らなクラウンに前方へ短いブリムが付いた帽子の種類です。
19世紀末のイギリスで狩猟用として広まり、「鳥打ち帽」とも呼ばれています。
スポーツやレジャー用途から発展し、現在では男女問わずカジュアルファッションの定番帽子となりました。
落ち着いた雰囲気と機能性を兼ね備えた、実用的な帽子の名称です。
クロッシェとは、フランス語で「釣鐘」を意味し、深いクラウンと下向きに広がるブリムが特徴の帽子の種類です。
1920年代にフランスで流行し、女性のエレガントな装いを象徴する帽子として広まりました。
顔周りを優しく包み込むシルエットが魅力で、クラシックからモダンまで多様なデザインがあります。
上品で女性らしい印象を演出する帽子の名称として知られています。
キャップとは、クラウンが頭にフィットし、前面にブリム(つば)が付いた帽子の種類です。
スポーツやカジュアルスタイルを代表する帽子として世界中で親しまれています。
ベースボールキャップをはじめ、レーシングキャップやワークキャップなど多様なデザインがあります。
実用性とファッション性を兼ね備えた、現代的な帽子の名称のひとつです。
ベレー帽とは、ウールやフェルト素材で作られる丸く平たい形状の帽子の種類です。
中央に小さな突起があるデザインが特徴で、フランスやスペインのバスク地方が発祥とされています。
軍隊や芸術家の象徴として広まり、現在では男女問わず人気のあるファッションアイテムとなりました。
柔らかなフォルムが優しい印象を与える、代表的な帽子の名称のひとつです。
キャペリン(キャプリーヌ)とは、つばが広いデザインの帽子の種類を指す名称です。
日除け効果が高く、ガーデンハットとも呼ばれることがあります。
装飾によって華やかでドレッシーな印象にも、シンプルで上品な印象にも仕上げられるのが特徴です。
エレガントなスタイルからカジュアルな装いまで幅広く対応できる、女性用帽子の代表的な種類です。
テンガロンハットとは、大きなクラウンと両サイドが反り上がったブリムを持つ帽子の種類です。
アメリカ西部のカウボーイが被っていたことからカウボーイハットとも呼ばれます。
テンガロンの名称は、スペイン語の「galon(ひも、編み)」に由来するといわれています。
現在ではウエスタンスタイルを象徴する帽子として、ファッションや舞台衣装にも用いられています。