【 帽子の専門用語集 】 帽子通販 帽子屋WAGANSE

帽子業界で使われる専門用語や各パーツの名称などを詳しくご説明していきます。


帽子の専門用語

ブリムエッヂ

ブリムエッヂとは、ブリムの一番外側の周囲のことを指します。

ブレード

ブレードとは、ストロー等の天然草や生地で編みこまれた平らで細いリボン、ヒモ上の素材です。木型を使って、クラウンのトップ中心から円を描くように縫い付けていき帽子の形へと仕上げていきます。

サイドクラウン

サイドクラウンとは、クラウンの両側のことを指します。

トップクラウン

トップクラウンとは、クラウンの天井のことを指します。

パイピング

パーツの端をテープや布でくることを言います。画像はブリムの淵をパイピングしたものです。

サイズ元(もと)

サイズ元とは、クラウンの入り口の淵周りのことを言います。サイズ元にサイズリボン(すべり)をつけます。

チップ

チップとは、木型と同じく帽体の形を形成するための型です。複雑な形やオリジナルの形などを職人さんに依頼しなくても自分達で作ることがでできるという利点があり、バクラムという素材で土台の形を作り、特殊な糊で固まらせてつくります。

木型、ハットブロック

木型は、帽体やブレードを帽子の形に仕上げるためのイチョウの木で作られた型です。時代や流行により木型の形も変化し、様々な形のものがあります。形状は、大きく3タイプあり、クラウン、ブリム、割り型とあります。クラウン型とブリム型はそれぞれ異なるものを組み合わせることで帽子の形にバリエーションを持たせることができます。割り型というのは、クラウンの入り口がクラウンのトップや途中よりも狭い帽子を型入れするためのもので、分解できるようになっているタイプです。日本では木型職人さんは、2人しかいないといわれており、木型は帽子職人にとって大変貴重な財産なのです。

ハイバック

ハイバックとは、後ろのブリムが上がった状態のことです。

布帛(ふはく)

布帛(ふはく)とは、生地で作った帽子のことを指します。 帽子は大きく分けて、布製の布帛か、天然草やフェルト素材等の帽体に分けられます。

帽体(ぼうたい)

帽体(ぼうたい)とは、帽子の材料のことです。 夏物は、パナマやストロー、ケンマ草などの天然草を編み上げたものです。現在では天然物に加え、化学繊維や紙素材の帽体もあります。 木の種類や網目の細かさで名前が異なり、編み方にも石目、アジロ、変わり編みといった呼び方があります。 冬物は、羊毛から出来たウールフェルト、うさぎの毛から出来たファーフェルトがあり、うさぎに関しては毛の長さにより、ベロア、ビーバー、アンテロープ、プレーン(紳士)などがあります。 これらの毛を、水分、熱、圧力を加えて摩擦することで繊維の状態から帽体へと変化します。 帽体は、熱と水分で伸縮させて木型の形に仕上げますが、形により伸縮性に限界があることから、帽子製作する側が仕入れる段階では、形状の違いから2タイプの形になっています。 ベル型とキャペリン型(キャプリーヌ型)があり、ベル型は名前の通り釣鐘型をしておりブリムの短いタイプに、キャプリーヌ型は、ブリムの広いタイプ等に用いられます。

クラウン

山(Crown)という意味で、帽子の頭にかぶせる部分のことをさします。クロッシェ、キャップ等の丸クラウンや、キャノチエなどの角クラウン、へこみのある中折れハットなど形状によって、雰囲気や帽子の種類(呼び名)がかわります。多くの帽子は、クラウンの下部にブリム(つば)を付ける2部構成になっていますが、トークやニット帽、ベレー帽などはクラウンのみの構成となっています。

ブリム・つば

帽子のつばの部分をブリムと呼びます。ブリムの長さや角度で帽子の雰囲気が大きくかわり、帽子の種類(名前)も変わってきます。

すべり・サイズリボン・びん皮

帽子の裏側の円周上全体についているサイズを決めるためにつけるライン上のリボンのことで、安定した被り心地とサイズの伸び縮みや型崩れ、汚れを防ぐ等大きな役割を果たしています。専用のシルリードと呼ばれるリボンやグログランリボン、皮など様々なすべりがあります。WAGANSEでは帽子に合わせてシルリードとグログランリボンを使い分けております。

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