【 人生を変える帽子 セルフイメージを高める帽子 】 帽子通販 帽子屋WAGANSE

帽子の持つ役割の4つめである「セルフイメージを高める帽子」についてご説明いたします。


人生を変える帽子

セルフイメージを高める帽子

 セルフイメージという言葉を聞いたことありますか?「セルフイメージ」とは、相手から見たイメージではなく、「自分が考える自分」「自分が思っている自分」という意味です。小さい頃から親やひとから言われたことや、過去の経験や習慣をとおして、自分で自分を作り上げている「自分のイメージ」です。
 このセルフイメージが、「いまの自分の思考と行動の基準」となっているわけです。帽子で人生語るのは大げさかもしれませんが、日々の積み重ねが人生なわけで、セルフイメージって、人生においてすごく大事なことだと思います。

帽子なんて似合わない!

 色んな方とお話する機会があるのですが、帽子に関してよく言われることがあります。それは・・・

「帽子はかぶりたいけど、自分は帽子が似合いません!」

これも、セルフイメージが決めている思考で「自分で自分は帽子が似合わない」と思い込んでいるのです。もちろんこう思っているひとは、自ら帽子をかぶろうとはしませんね。
 でも、こう考えてはどうでしょう。はじめに、「帽子は顔の額縁」と書きましたが、「髪の毛」も帽子と同じ顔の額縁です。帽子を髪の毛に置き換えてみると、「どの髪型も似合いません」と言っているのと同じことです。そんなこと思ってる人はいませんよね。誰だって似合う髪型はあるのです。

ただ、「帽子をかぶった自分」を自分がイメージできていないだけです。
ただ、「似合わなかったらどうしよう」と恥をかく自分を想像しているだけです。
ただ、「どうせ似合わないだろう」とはなから自分で思い込んでいるだけです。

似合う帽子は必ずある!

 「帽子は似合わない」と思っている人たちに、声を出してそう言いたいです。
 セルフイメージは、変えることができます。なにかのキッカケで「帽子ショック」に出逢ったときです。あ、この「帽子ショック」とは、「オレ帽子似合うじゃん!」と思える瞬間のことを、私が勝手にそう言っています。いえ、いま初めて使いました(笑)  私たちは、少しでも「帽子は似合わない」と思っている人に、「帽子ショック」を体験してもらいたいと思っています。一度「帽子ショック」を味わってもらえたら、新しい世界や自分がきっと見つかります。これは、私自身が人生をとおして伝えていきたい使命の一つでもあります。ファッションアイテムとしての帽子、つまり「帽子をかぶるとお洒落になりますよ!」ということだけでなく、お洒落としてのファッションという枠を超えて「帽子で自分を変えられるんだぜ!」「帽子ってすごいんだぜ!」と伝え続けていきたいです。

似合う帽子の見つけ方

 似合う帽子というのは、顔の輪郭の形、顔の色、顔のパーツの密集度、顔の濃さ、背の高さ、体つきによって、似合う形、似合う色というのは、おおよそ決まってきます。
 そうはいっても頭で考えていても、分かるはずがありません。ある程度のことはお話できますが、あえてそれをやめて一番簡単な方法をご紹介しましょう。

ズバリ・・・帽子屋さんに行ってみてください(笑)

 似合う似合わないも、かぶってみないことには何も始まりません。お洒落なお友達に付き添ってもらうといいと思います。恥ずかしさは、とりあえずお店の前で待っていてもらいしょう。どれだけ待たせても怒りはしませんから。お店に入ったら、置いてある帽子を片っ端からかぶってみてください。店員さんにも他のお客さんにも遠慮はいりません。
 「ツバはもう少し広いほうが合うな」「クラウン(頭がはまる部分)の高さは低いほうが合うな」「色は濃い目のほうが似合うな」「こういうデザイン好みだな」「お気に入りのあのシャツに合いそう」など、色んなことを感じると思います。この感覚が大事です。
 そして、安いものでも全然構わないので、そのなかから一個買ってみてください。

ただの慣れ

 最初は、見られることに恥ずかしさもあると思いますが、そこはぐっと我慢して脱いだりしないでくださいね。また、おかしくはないけれど違和感を感じる場合もあります。これは、「帽子をかぶっている自分を見られることに慣れていない」のと、「自分自身が帽子をかぶった自分を見慣れない」からです。そう、ただの「慣れ」の問題なのです。
 この解決策も、非常に簡単です。とにかく、かぶる機会を多くつくってください。たくさんかぶって、自分で自分を見慣れると「似合わない」と思っていたセルフイメージは書き換えられ、「帽子をかぶった状態が普通」に思えるようになります。

自信のなさ伝わります

 「恥ずかしい」「似合ってないんじゃないか」と思って帽子をかぶっていると、その内面が仕草だったり言動に表れます。外に出てから「この服失敗したな〜」と思うと、なんだか気になって仕方なくてソワソワすることが私自身あります。逆に、「今日は良い感じ」と思うと、気持ちも足取りもとても軽くなります。しまいには、調子にのってナンパしてみたり・・・しません。自分自身を並べて比較することはできませんが、仮に比較できたとすれば、人に映る自分は違うと思います。
 帽子をかぶり慣れている人は見ればわかります。帽子をかぶり慣れている人は、「自然体」です。かぶっている状態が「普通」なのです。自然体だから、落ち着きがなくてソワソワしたりすることはありませんし「似合ってないんじゃないか」と、自信がなさそうに見えることもありません。
 また、どの角度でどれくらいの深さでかぶったら良いか、自分に合うかぶり方を熟知していて、魅せ方をわかっている人はさらに違います。帽子をかぶっている本人から、自信・オーラがにじみ出ているので、見ているこちらにも伝わってきます。そんなひとを見ると、「似合うな〜」「かっこいいな〜」と思ってしまうものです。極端な話「似合わない帽子でもかぶりこなせてしまう」ほどです。
 はじめはこのレベルまでもっていくことは難しいですが、まずは「かぶり慣れる」ことに意識をしてみてください。

恥ずかしさよ、サヨウナラ

 そうはいっても、新しいことを始めるのは勇気がいりますよね。帽子にしても、ファッションにしても、どんなことにしても、恐怖やはずかしさ、不安はつきものですよね。それで人の行動を制限してしまうことが多々あります。
 でも、もし恥ずかしさがなかったら、恐怖がなかったら何をしますか?帽子に限らずですが、恐怖や不安、勇気が必要なときには、よくこの言葉を自分に質問してみます。そして、極端ですが、こう言い聞かせます。「死にはしないんだから!」そうすると、自然とやってみようという気持ちになります。ほんのちょっと勇気を出せば新しい世界が待ってます。「行動するかしないか」これが人生の分岐点です!

実は私も・・・

 「帽子は似合うんだ!」と随分アツく(?)語ってしまいましたが、なんでだろうと思ったら・・・なにを隠そう私自身が、まさに「帽子は似合わない」と思っていた人間でした。
 最初は、かぶっている自分を鏡で見るのも恥ずかしかったです。外に出る時はなおさら、人の目が気になって仕方ありませんでした。でも、一ヶ月くらい毎日冠っていたら次第に慣れてきました。冠り慣れてくると、冠ること自体、そして外に出ること、お洒落することがさらに楽しくなってきて、冠る角度を変えてみたり、別の帽子に挑戦してみたりするようになりました。
 今では、出掛けるときは帽子を欠かさず冠っています。自分に似合う帽子も、どんなものかわかってきています。それでも、新しい帽子は冠ってみないとわからないことも多いです。

いつまでも挑戦

 帽子をすでにかぶっている人たちにも、同じことが言えると思います。
 つい先日、私がよくお世話になっている、麻布十番にある紹介制BARのオーナーさんと店長さんからご注文いただいていたオーダーメイドの帽子を、母と一緒に見せに行きました。母も私も、「帽子の高さは合うかな・・・」「デザインは気に入ってもらえるかな・・・」とずっと心配でした。そして、お二人の前で恐る恐るハットケースを開けると・・・私たちのそんな心配はすぐに晴れ、みんな笑顔に!  店長さんには事前にヒアリングをしていて、それにそった帽子をご提案させてもらいました。「こんな素敵な素材見たことないし、丸い形のクラウンで、アシンメトリーのつばの帽子はどこにも売ってないなぁ〜。好きな青も入れてくれて、ホンマに嬉しいわぁ。」と、ほんわかする関西弁で喜んでくれました。
 オーナーさんは、普段から毎日欠かさず中折れハットをかぶっていてよくお似合いですし、かぶり慣れています。そこをあえて、オーナーという役職、ボス的なお人柄を表現できるような今までとは違うタイプの帽子を冠ってもらいたいと母と話をしていて、ご提案させてもらいました。そして、帽子をかぶって化粧室から出てくるやいなや・・・「かっこいい!実はこういうのに挑戦したかったけど今までできなかった!この形で冬もオーダーしたい!嬉しい!マミー、アマノッチ、ありがとう!」と素敵なハスキー声で大喜びしてくれました。
 母は、「やっと枕を高くして寝れます」と安心して笑顔で帰って行き、私もほっと胸をなでおろし、お酒を楽しみました。

 普段から帽子にかぶり慣れていても、それはかぶり慣れた帽子であることも多く、今までと違う帽子、ワンランクお洒落な帽子に挑戦することは勇気がいることもあります。帽子に限らず、誰だって慣れたものや居心地のいい環境から一歩踏み出すのは勇気がいりますよね。
 でも、慣れた自分、慣れた環境から新たに挑戦することで、新しい自分が発見でき、そこに自信が生まれ、自信が生まれることで、さらに新しいことに挑戦する意欲が湧いてくるものです。そして何より、挑戦することは楽しい!「自分にはちょっと・・・」と思っているけど、かぶってみたい帽子や着たい服、やりたいことがあるならば、ぜひ挑戦してみてください!新しい自分が見つかるって、すごく楽しんです!

コンプレックスを隠せる帽子

 帽子は、コンプレックスを隠すこともできます。小さいことだと、寝癖をひどいけど急いで出かけなければならないとき(本人にとっては一大事)、美容院に行ったら変な髪型にされたとき(昔よくありました)、こんなときはそのまま外になんて出たたくないわけです。でも、帽子があれば平気です。
 もっと深刻な場合もあります。ストレスで髪の毛の一部がない、歳を重ねて薄くなってきた、薬の副作用で髪の毛が抜けてしまったり、手術で頭の形がいびつになっている、そんな方からもオーダーをいただく機会があります。皆様、根本には、「隠したい」から帽子を探されていることが多いです。
 でも、帽子は、「単にコンプレックスを隠す」だけでなく、髪型がおかしいとか、髪の毛の有無や頭の形には関係なく、こういったコンプレックスを持っていない人たちと何一つ変わらず、お洒落を楽しんだり、自分を魅せることができるわけです。特に、深刻なコンプレックスがある方にとっては、内面に大きな影響をもたらすことだってあるのです。人前に出てみよう、外に出てみようと思えたり、なんだか自信が出てきたり、前よりも気にしなくなったなど、前向きになれたというお声をいただきます。私たち自身も、帽子をかぶるお客様から勇気をもらっています。

自信がつけば人生が楽しくなる

 自信というものは、「もっと自信を持ちなよ!」と人から言われて、すぐもてるものではないですよね。小さな成功体験の積み重ね、あるいは大きな成功すること、自分を律して続けることで、人から認められたり、褒められたり、あるいは、自分自身を認め、褒めることで培われるものだと思います。
 お洒落も帽子も一緒です。お洒落をして、素敵になった自分を、自分に、人に魅せてあげてください。自分のことを知っている人に、「お、似合ってるじゃん」と言われたら、嬉しいですよね?初めてあった人に、「その帽子かわいいですね!どこのですか?」なんて言われたら、嬉しいですよね?そう、たくさん褒められてください(笑)褒められ、自分を認めてもらえると、自信につながります。
 新しい自分が見つかると、もっともっと人生を楽しめるようになります。好奇心や挑戦する気持ちが芽生え、今までやらなかったようなことを始めてみたり。ファッションも同じです。その積み重ねが経験にもなりますし、自分らしさであったり、着こなし方が身についていくものです。こうした経験をとおして、セルフイメージが高まり、自分に自信がもてると、思考が変わり、行動に変化が現れます。

高いもの=いいもの?

 最後にお話したいことの前に、セルフイメージを高める「モノ」について少しお話を。
 品質が良いもの、気分が高まるようなものを身につけたり、その空間に身をおくことは、それだけでセルフイメージが高まります。高級品だからいいというのは一概に言えませんが、品質が良いものにはそれなりの理由があります。サービス、味、香り、質感、空間、完成度、思い入れ、時間、技術など、五感をとおして何かしらを感じるはずです。価格的に高価でないものだって、良いものはたくさんあります。要は、「自分にとって、自分を高めてくれる何か」であればいいのです。
 そうすると、人が自分を見る目もそうですが、自分の見方や扱い方が変わってきます。この帽子、この服に、この車に、この家に、この役職に、あの人に「相応しい自分」になろうとすることで、人は自分の振舞いを自然とそのレベルまで高めようとするのです。そして、いつしか「自然な自分」になっていくのです。

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